水平で平坦な上面を持つガラス板Bが固定されている。その上に、長さ L の一様な直方体であるガラス板Aが置かれている。 ガラス板Aの左端(位置 x=0)はガラス板Bの上面と接しており、この接合部は滑らかに回転できる蝶番のように振る舞い、ガラス板Aは鉛直面内で微小な角度だけ傾くことができる。 ガラス板Aの右端(位置 x=L)の下面とガラス板Bの上面の間には、自然長 l0、ばね定数が未知の微小な円柱状の弾性スペーサーが挟まれており、ガラス板Aを支えている。 スペーサーの変形はフックの法則に従い、その質量や体積は無視できる。 ガラス板Aの質量を M、密度を ρ とし、重力加速度の大きさを g とする。 ガラス板Aとガラス板Bの間には、非常に小さな角度のくさび形の隙間が形成されている。
【実験1】 装置全体を空気中に置いた。波長 λ の単色光を装置の真上から鉛直下向きに照射したところ、ガラス板Aの下面とガラス板Bの上面で反射した光の干渉によって明暗の縞模様が観察された。 このとき、隣り合う明線の間隔を測定すると Δx1 であった。 なお、空気の屈折率は 1 とし、空気の密度および浮力は無視できるものとする。
【実験2】 この装置全体を、密度 ρ0、屈折率 n の透明な未知の液体中に完全に沈め、くさび形の隙間もその液体で満たした。 十分に時間が経過し、ガラス板Aが静止した状態で、実験1と同様に波長 λ の単色光を真上から照射したところ、隣り合う明線の間隔は Δx2 であった。 ただし、ガラス板Aおよびガラス板Bの屈折率は液体の屈折率 n よりも大きいとする。また、液体の浸入によってスペーサーのばね定数は変化しない。
上記の結果から、液体の屈折率 n を求めよ。
計算には以下の数値を用いること。
液体の屈折率 n は既約分数 BA (A,B は互いに素な自然数)として表される。 100A+B の値を計算し、自然数で回答せよ。