GnitGnit
コンテスト過去問ユーザーブログ

© 2026 Gnit. All rights reserved.

利用規約プライバシーポリシー第三者ソフトウェア問題を投稿するお問い合わせ公式X
コンテスト/Gnit Standard Open 012 (GSO012)/第7問 居眠り猫と、ずれる輪っか
第7問

居眠り猫と、ずれる輪っか

終了
400 ptsLv.7 中級波動
2026/09/27 21:00〜2026/09/27 22:30
作成者:admin

問題文

研究室の机で、平凸レンズの凸面を水平なガラス板へ向け、光軸がガラス板に垂直になるように置く。極小のスペーサーによって、レンズ中央とガラス板の間には厚さ hhh のすき間が保たれている。

研究室の猫が装置のすぐ横で気持ちよさそうに眠っているため、実験開始後はレンズを動かさないことにする。

レンズの曲率半径を RRR とする。光軸からの距離 rrr が RRR に比べて十分小さい範囲では、レンズとガラス板の間の薄膜の厚さ ddd を、

d=h+r22Rd=h+\frac{r^2}{2R}d=h+2Rr2​

としてよい。以下で扱うすべてのリングは、この近似が十分成り立つ範囲にあるものとする。

上方から単色光を入射し、垂直入射とみなして反射光によるニュートンリングを観察する。以下で用いる波長は、すべて真空中の波長とする。

レンズとガラス板を構成するガラスの屈折率はいずれも、空気および後に薄膜へ入れる液体の屈折率より大きいものとする。このため、薄膜の上下界面で反射して干渉する二つの光のうち、一方だけが反射時に位相反転する。

以下、「暗い」「明るい」とは、この二光干渉による光強度の極小・極大をそれぞれ指す。また、「暗いリング」とは半径 r>0r>0r>0 の円状の暗線を指し、中心 r=0r=0r=0 が暗い場合でもリングの個数には含めない。

初め、レンズとガラス板の間は空気で満たされている。

波長 λR\lambda_{\mathrm{R}}λR​ の光を用いると中心は暗く見えた。一方、波長 λV\lambda_{\mathrm{V}}λV​ の光を用いると中心は明るく見えた。

次に、空気中で波長 λR\lambda_{\mathrm{R}}λR​ の光を用い、中心の外側に現れる最も内側の暗いリングの半径を r∗r_*r∗​ とする。

猫を起こさないようレンズには触れず、薄膜部分の空気だけを、屈折率 nnn の透明な液体で完全に置き換える。hhh と RRR は変化しないものとする。

この状態で再び波長 λR\lambda_{\mathrm{R}}λR​ の光を用いたところ、半径 r∗r_*r∗​ の位置は、中心に近い方から数えて二番目の暗いリングになった。

最後に、液体を入れたまま波長 λV\lambda_{\mathrm{V}}λV​ の光へ切り替える。このとき、中心に近い方から数えて三番目の暗いリングの半径を r3r_3r3​ とする。

薄膜による吸収、薄膜内での多重反射、薄膜上下界面以外の表面からの反射、およびレンズ表面の変形は無視する。

制約

  • λR=600 nm\lambda_{\mathrm{R}}=600\,\mathrm{nm}λR​=600nm
  • λV=400 nm\lambda_{\mathrm{V}}=400\,\mathrm{nm}λV​=400nm
  • 0<h<800 nm0<h<800\,\mathrm{nm}0<h<800nm
  • 1<n<21<n<21<n<2

入力形式

観測から定まる液体の屈折率を既約分数

n=pqn=\frac{p}{q}n=qp​

とする。

また、

(r3r∗)2=st\left(\frac{r_3}{r_*}\right)^2=\frac{s}{t}(r∗​r3​​)2=ts​

を既約分数とする。

p,q,s,tp,q,s,tp,q,s,t は正の自然数である。

p+q+s+tp+q+s+tp+q+s+t を入力せよ。

解答を提出

解答するにはログインが必要です

ログイン

電卓

0
スコアボードを見る
12345678910
解説ブログを読む