鉛直下向きに磁束密度の大きさが B の一界な磁界が存在する空間内の水平面内に、一端が固定された十分長い導線のレールが配置されている。この固定された端点 O を中心とし、長さ L、質量 m、電気抵抗 R の均質で細い金属棒 OA が、一端 O のまわりに滑らかに回転できるよう水平面内に置かれている。
金属棒の他端 A は、中心 O、半径 L の円弧状に敷かれた抵抗の無視できる導線レールと常に電気的に接触しながら運動する。点 O と円弧状レールの間には、抵抗値 r の抵抗器が接続されており、回路 OA O を形成している。金属棒 OA 以外の導線および接続部の抵抗、ならびに回路の自己インダクタンスは無視できるものとする。
時刻 t=0 において、金属棒 OA は静止状態から、点 O を中心として一定の外力によるトルク(力のモモント) T を受けて回転を開始した。金属棒が回転すると、電磁誘導によって回路に電流が流れて磁場から誘導抵抗(安培力によるトルク)を受け、十分な時間が経過すると、金属棒は一定の角速度 ω で等速円運動を行うようになった。
この十分時間が経過した等速円運動の状態において、回路全体で消費される全電力を P とし、金属棒 OA の全質量に加わる重力加速度の大きさを g とする。
無次元量 T2P⋅R を既約分数 qp (p,q は互いに素な自然数)で表すとき、p+q の値を求めよ。ただし、抵抗値の関係は r=2R とする。
無次元比 T2P⋅R を既約分数 qp で表したときの分子と分母の和 p+q の自然数値。
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