滑らかに動く質量 M の熱を全く通さないピストンが備わった、断面積 S の断熱シリンダーが床に鉛直に固定されている。 シリンダーの内部には n の単原子分子理想気体が封入されている。 シリンダーの底面とピストンの間には、ばね定数 k の理想的なばねが鉛直に配置されており、シリンダー底面とピストンを接続している。 シリンダー外部の大気圧を P0、重力加速度の大きさを g とする。
初期状態において、気体は温度 T0 で熱平衡状態にあり、このとき、内部のばねはちょうど自然長であった。このときの気体の体積を V0 とする。 次に、シリンダー内部に設置された体積と熱容量が無視できるヒーターを用いて気体にゆっくりと熱を与えたところ、ピストンは上昇を始め、気体の体積がちょうど初期の2倍(2V0)になったところで加熱を止めた。
この過程において、ヒーターが気体に与えた総熱量 Q を求めよ。 ただし、気体定数を R とし、ピストンやシリンダーの熱容量は無視できるものとする。ばねの体積および熱容量も無視できるものとする。
* n=0.20 mol * T0=300 K * P0=1.00×105 Pa * M=25.0 kg * S=1.00×10−2 m2 * k=1.00×103 N/m * g=9.80 m/s2 * R=8.30 J/(mol \cdotK)
ヒーターが気体に与えた総熱量 Q の値をジュール単位で求め、その数値を自然数で回答せよ。
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