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コンテスト/Gnit Elite Open 003 (GEO003)/第3問 2本の回転導体棒の相対振動
第3問

2本の回転導体棒の相対振動

終了
600 ptsLv.8 中級電磁気
2026/07/26 21:00〜2026/07/26 22:30
作成者:エステル

問題文

水平な面上に、半径 aaa の細い円環状のなめらかなレールが固定されている。円環の中心を OOO とする。この空間には、鉛直下向きに磁束密度 BBB の一様な磁場が存在する。

長さがともに aaa、質量がそれぞれ mmm、MMM である2本の導体棒を用意し、棒1、棒2とする。それぞれの一端を、導電性の回転軸を介して中心 OOO で互いに電気的に接続する。他端 PPP、QQQ は円環状のレールに沿って移動し、棒は水平面上をなめらかに回転できるものとする。

棒1と棒2の慣性モーメントは、それぞれ 13ma2\frac{1}{3}ma^231​ma2、13Ma2\frac{1}{3}Ma^231​Ma2 である。棒とレールの間の摩擦および空気抵抗は無視できる。

円環状のレールは、多数の微小な導体区間と理想スイッチから構成されている。理想スイッチは接点 PPP、QQQ の移動に連動し、PPP から QQQ へ時計回りにたどる円弧だけを常に導通させ、反対側の円弧を電気的に切り離す。

したがって、2本の棒と導通している円弧によって、O→P→円弧→Q→OO\to P\to\text{円弧}\to Q\to OO→P→円弧→Q→O の向きに一つの扇形の閉回路が形成される。閉回路の電気抵抗および理想スイッチの力学的影響は無視できる。

この閉回路の自己インダクタンスは、運動中も一定値 L0L_0L0​ とみなせるものとする。また、電流同士の磁気的相互作用による棒への力は無視し、外部磁場 BBB と棒を流れる電流によるトルクのみを考える。

棒1と棒2の反時計回りの角度をそれぞれ θ1(t)\theta_1(t)θ1​(t)、θ2(t)\theta_2(t)θ2​(t) とし、相対角度を、

ϕ(t)=θ1(t)−θ2(t)\phi(t)=\theta_1(t)-\theta_2(t)ϕ(t)=θ1​(t)−θ2​(t)

とする。これは、QQQ から見て PPP が反時計回りになす角である。運動中は常に 0<ϕ(t)<2π0<\phi(t)<2\pi0<ϕ(t)<2π であるとする。

時刻 t=0t=0t=0 の直前には、相対角度が ϕ0\phi_0ϕ0​ であり、2本の棒は静止し、閉回路に電流は流れていない。時刻 t=0t=0t=0 に棒1へ瞬間的な角力積を与え、角度と電流を変化させずに、直後の棒1の反時計回りの角速度を ω0\omega_0ω0​、棒2の角速度を 000 とする。その直後から、両棒を外力のない状態で自由に運動させる。

閉回路を O→P→円弧→Q→OO\to P\to\text{円弧}\to Q\to OO→P→円弧→Q→O に流れる時計回りの電流を正とする。閉回路の抵抗がゼロであることと、2本の棒が互いに逆向きの磁気トルクを受けることに注意せよ。

制約に示した数値はすべて厳密値として扱う。

制約

  • a=0.250 ma=0.250\,\mathrm{m}a=0.250m
  • m=0.120 kgm=0.120\,\mathrm{kg}m=0.120kg
  • M=0.240 kgM=0.240\,\mathrm{kg}M=0.240kg
  • B=0.800 TB=0.800\,\mathrm{T}B=0.800T
  • L0=0.0800 HL_0=0.0800\,\mathrm{H}L0​=0.0800H
  • ϕ0=1.20 rad\phi_0=1.20\,\mathrm{rad}ϕ0​=1.20rad
  • ω0=1.40 rad/s\omega_0=1.40\,\mathrm{rad/s}ω0​=1.40rad/s

入力形式

初期状態の後、相対角度 ϕ(t)\phi(t)ϕ(t) が初めて最大となったときの値を ϕmax⁡\phi_{\max}ϕmax​ とする。

無次元比

R=(ϕmax⁡−ϕ0ϕ0)2R= \left( \frac{\phi_{\max}-\phi_0}{\phi_0} \right)^2R=(ϕ0​ϕmax​−ϕ0​​)2

を既約分数 pq\frac{p}{q}qp​ と表し、p+qp+qp+q を入力せよ。

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