平行な原子面が間隔 d で並ぶ結晶に、単色X線を入射させる。X線が原子面となす角を θ とし、0<θ<π/2 とする。隣り合う原子面で反射したX線どうしの経路差は 2dsinθ であり、反射による位相のずれはないものとする。
波長 λ のX線について、次数 m の強め合いは
2dsinθ=mλを満たすときに起こる。ただし、m は正の整数である。ブラッグ条件を満たし、測定範囲に入る反射はすべて観測できるものとし、ピーク幅と測定誤差は無視する。
同じ結晶に、波長 λA のX線Aと波長 λB のX線Bを別々に入射させる。それぞれの測定で、測定装置は sinθ が smin 以上 smax 以下となる範囲だけを記録する。
X線Aの次数 mA のピークとX線Bの次数 mB のピークが同じ θ で観測されるとき、それらを重なったピークと呼ぶ。測定範囲内で観測されるX線Aのピークの次数の集合を SA、X線Bのピークの次数の集合を SB とする。また、ある mB∈SB が存在してX線Bのピークと同じ θ で重なるような、X線Aの次数 mA∈SA の集合を TA とする。
SA, SB, TA をすべて求めよ。
SA に含まれる次数の総和を P、SB に含まれる次数の総和を Q、TA に含まれる次数の平方和を R とする。このとき
P+Q+Rを入力せよ。
解答するにはログインが必要です
ログイン