基準となる音(基準音)の振動数を F とおく。
1オクターブ(振動数がちょうど2倍になる音程の間隔)の中に含まれる12個の半音の振動数比をすべて等しく設定する「十二平均律」という音律の規則に従うと、基準音から半音1つぶん高くなるごとに、振動数は一律で 2121 倍になる。
基準音よりも半音3つぶん高い特定音の本来の正しい振動数を f とおく。十二平均律に基づくと、本来の振動数 f は、基準音の振動数 F を用いて次のように表される。
f=F×(2121)3=F×241実際の楽器の特定の音を鳴らしたところ、設定がわずかにずれていたため、本来の正しい振動数 f よりもわずかに低い振動数 f′ で音が鳴っていた。 このずれた音と、本来の振動数 f の音を同時に鳴らしたところ、1秒間あたり n 回の「うなり」が観測された。1秒間あたりのうなりの回数は、同時に鳴らした2つの音波の振動数の差(絶対値)に等しい。
ここで、基準音の振動数 F に対する、実際のずれた音の振動数 f′ の比を Ff′ とおくと、次の式が導かれる。
Ff′=241−Fnこの右辺の2つの項を、共通の分母である F を用いて1つの分数に通分したとき、その分子の形は a×241−b (ただし a と b は自然数)となる。 このときの係数 a および b の値をそれぞれ求め、以下の入力形式に従う自然数を求めよ。
得られた2つの係数の積 a×b の値を、そのまま自然数として入力せよ。
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