質量 M、電気量 Ze (Z は原子番号、e は電気量の絶対値)の原子核と、質量 m、電気量 −e の電子からなる孤立した原子模型を考える。原子核と電子は、互いの間に働く静電力(クーロン力)のみによって、共通の重心を中心とした同一平面上の等速円運動を行っている。静電力の比例定数を ke とする。また、重心は慣性系に対して静止しているものとする。
この円運動において、重心のまわりの電子の角運動量と原子核の角運動量の和(系の全角運動量)は、プランク定数 h を用いて 2πnh (n は正の整数)に量子化されているものとする。
この系において、量子数が n=2 の状態から n=1 の状態へ遷移するときに放出される光子のエネルギーを ΔE とする。一方、原子核の質量が電子に比べて無限に大きく、原子核が重心に静止していると仮定した場合に、同様の遷移(n=2 から n=1)によって放出される光子のエネルギーを ΔE∞ とする。
比 ΔEΔE∞ を既約分数 qp (p,q は互いに素な自然数)で表したとき、p+q の値を求めよ。
ΔEΔE∞=qp から得られる自然数 p+q を回答すること。ただし、 qp は互いに素とする。
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