問題文
3次元デカルト座標系 (x,y,z) を考える。
一様で等方的な密度を持つ質量 M、底面の半径 R、高さ h の直円柱がある。
この円柱の一つの底面が x−y 平面(z=0)に完全に含まれており、その底面の中心の座標は (R,0,0) である。
円柱の中心軸(対称軸)は直線 x=R,y=0 に一致し、円柱の本体は 0≤z≤h の領域に存在している。
座標原点 O(0,0,0) は、この底面の円周上に位置していることになる。
原点 O を通り、x−z 平面内に含まれる任意の直線を回転軸としたときの、円柱の慣性モーメントを考える。この回転軸の方向を x−z 平面内で連続的に変えたとき、慣性モーメントが取り得る最大値を IA、最小値を IB とする。
また、原点 O を通り、y 軸に完全に一致する直線を回転軸としたときの、円柱の慣性モーメントを IC とする。
円柱の高さが h=2R の関係を満たすとき、IA,IB は次のように表される。
IA=SP+QMR2
IB=SP−QMR2
ここで、P,S は互いに素な自然数であり、Q は平方因子を持たない自然数(いかなる素数の2乗でも割り切れない自然数)である。
また、IC は次のように表される。
IC=VUMR2
ここで、U,V は互いに素な自然数である。
上記から導出される変数 P,Q,S,U,V を用いて、指示された一意な自然数を算出せよ。
制約
- 円柱の質量: M=12.0 kg
- 円柱の底面の半径: R=0.50 m
- 円柱の高さ: h=1.0 m
- 慣性テンソルの各成分は Iij=∫ρ(r2δij−xixj)dV で定義されるものとする。すなわち、非対角成分(慣性乗積)は Iij=−∫ρxixjdV (i=j) である。
入力形式
次の式で計算される値 W を、自然数として入力せよ。
W=P×Q+S×U+V