問題文
無限に広がるなめらかな水平面(xy平面)上に、質点とみなせるパックAとパックBがある。
2つのパックの間には、質量が無視できる特殊な引力発生機構が取り付けられている。パック間の距離を r としたとき、この機構は常に互いを結ぶ線分上で大きさ Kr (K は正の定数)の引力を両者に及ぼし合う。これは、自然長が 0 の特殊なばねで結ばれている状態と力学的に等価である。
時刻 t=0 において、パックAは原点 (0,0) にあり、パックBは y軸上の点 (0,d) にある。
同時に、パックAに初速度 vA(0)=(vAx,vAy) を、パックBに初速度 vB(0)=(vBx,vBy) を与えた。
その後、2つのパックは互いに引き合いながら、重心の並進運動と、重心周りの相対運動を組み合わせた複雑な軌跡を描いて運動する。
時刻 t>0 において、パックAとパックBの距離が初めて最大になる瞬間を t=t1 とする。
この時刻 t1 における、水平面に固定された静止座標系から見たパックBの運動エネルギー EK を求めよ。
制約
各変数の値は以下の通りとする。
- パックAの質量: mA=12 kg
- パックBの質量: mB=4 kg
- 引力の比例定数: K=75 N/m
- 時刻 t=0 でのパックBの y座標: d=6 m
- 時刻 t=0 でのパックAの速度: vA(0)=(5,0) m/s
- 時刻 t=0 でのパックBの速度: vB(0)=(−20,10) m/s
入力形式
求める運動エネルギー EK [J] は既約分数 BA (A,B は互いに素な自然数)で表される。A+B の値を自然数で回答せよ。