GWCP001 問題9
Problem Statement
温度の異なる水の混合と熱量変化
問題文
熱が外部に逃げないように設計された容器の中で、温度の異なる2つの水を混ぜ合わせた。しばらくすると、全体の温度が均一になって一定の温度に落ち着いた(熱平衡状態)。 このとき、高温の水が失った熱量と、低温の水が得た熱量は等しくなる。指定された条件において、水の間で移動した熱量を求めよ。 ただし、水 1 g の温度を 1 ∘C 上げる(または下げる)のに必要な熱量は既知とする。
制約
- 高温の水の質量 m=200 g
- 高温の水の最初の温度 t1=60.0 ∘C
- 混ぜ合わせた後の温度 t2=40.0 ∘C
- 水の比熱 c=4.2 J/(g⋅K)
入力形式
高温の水が失った(移動した)熱量の数値(単位:J)を自然数で答えよ。
Solution
解説
熱量変化の公式
物体の温度が変化するとき、その物体が出し入れした熱量 Q(単位:J)は、物体の質量を m、比熱を c、温度変化を Δt とすると次の公式で表されます。
Q=mcΔt
計算
高温の水に注目すると、質量 m=200 g、比熱 c=4.2 J/(g⋅K) です。 温度は 60.0 ∘C から 40.0 ∘C まで下がったため、温度変化(下がった分)は次のようになります。
Δt=60.0−40.0=20.0 ∘C
これらをもとの式に代入して、失った熱量 Q を計算します。
Q=200×4.2×20.0
計算を分かりやすくするため、先に 200×20.0 を計算します。
200×20.0=4000
これに比熱の 4.2 を掛け合わせます。
Q=4000×4.2=16800
したがって、入力すべき自然数は 16800 です。