GSO005 問題1
Problem Statement
ロボット犬による牽引力の水平成分
問題文
水平で直線状のレール上に置かれた重い荷物に、質量の無視できるワイヤーが結びつけられており、同じレール上を前方に移動する四足歩行ロボットがこのワイヤーを引っ張っている。荷物、ワイヤー、ロボットは常に同一の鉛直面上にあるものとする。ワイヤーはピンと張られており、荷物からロボットに向かって、水平面に対して角度 θ をなして斜め上方に伸びている。ワイヤーが荷物を引く張力の大きさを T としたとき、この張力のレールに沿った方向(水平方向)の分力の大きさ Fx を求めよ。
制約
- T=142N
- θ=30∘
入力形式
分力の大きさ Fx を N(ニュートン)単位で求めたときの数値を2乗した値を入力せよ。(解答は自然数となる)
Solution
1. 力の分解(水平成分の導出)
斜め方向に働く力は、互いに垂直な2つの方向(水平方向と鉛直方向)の力に分解して考えることができます。 今回求めるのは、荷物をレールに沿って前方に引っ張る働きをする「水平方向の分力 Fx」です。
ワイヤーと水平面のなす角が θ ですので、張力のベクトル T を斜辺とする直角三角形を想定します。三角比(あるいは直角三角形の辺の比)を用いると、水平方向の分力 Fx は次のような1ステップの基本式で表されます。 Fx=Tcosθ
2. 数値の代入
制約として与えられた現実的な数値を式に代入します。 T=142N θ=30∘
角度が 30∘ の直角三角形の辺の比は 1:2:3 であり、cos30∘ の値は以下のようになります。 cos30∘=23
したがって、水平方向の分力 Fx は次のように計算できます。 Fx=142×23=713N
3. 解答の算出
入力形式の指示に従い、無理数を含む Fx の数値を2乗して厳密な自然数の解答を得ます。 (713)2=712×(3)2
まず 712 を計算します。 712=(70+1)2=4900+140+1=5041
これに 3 を掛けます。 5041×3=15123
よって、最終的に入力すべき値は 15123 となります。