問題文
長方形の極板の面積がS、極板の一辺の長さがa、極板間の距離がdに保たれている平行板コンデンサーがある。
その極板間に極板と同形で、厚さがd、誘電率がϵの誘電体板を、その側面を極板の一辺と平行にして挿入しておく。
極板間が真空になっている部分の長さをxとする。なお、真空の誘電率をϵ0とする。ただし、端効果は無視し、真空部分の面積は aSx とする。
次の問いに答えよ。注、必要ならば無次元量αについて、∣α∣≪1のときに成立する近似式1+α1≈1−αを用いてもよい。
\begin{enumerate}
\item このコンデンサーの電気容量Cを求めよ。
\item 極板上の電荷を±Qに保って、誘電体をさらにδx(δx≪x)だけ極板から引き出した場合を考える。このとき、真空部分の長さはx+δxになる。極板間の電界が誘電体に及ぼしている力の大きさと方向を答えよ。
\item 極板を電池につないで極板間の電圧をVに保って、誘電体をさらにδx(δx≪x)だけ極板から引き出した場合を考える。このとき、真空部分の長さはx+δxになる。電界が誘電体に及ぼしている力の大きさ及び向きを答えよ。
\end{enumerate}
制約
- S=2.304×10−3 m2
- a=4.80×10−2 m
- x=2.40×10−2 m
- d=8.00×10−4 m
- ϵ0=9.00×10−12 F/m
- ϵ=3.60×10−11 F/m
- Q=7.20×10−9 C
- V=120 V
入力形式
(2)で求めた力の大きさを FQ,(3)で求めた力の大きさを FV とする。
次の値を自然数で答えよ。
(FQ+FV)×109
ただし、力の単位は N とする。