GWCP001 問題11
問題文
電熱線の直並列回路における消費電力
問題文
内部抵抗の無視できる直流電源に、2つの同じ電熱線 RA と RB を直列につないだ回路(回路1)と、並列につないだ回路(回路2)をそれぞれ構成する。 回路1全体で消費される電力を P1 とし、回路2全体で消費される電力を P2 とする。このとき、電源の電圧や電熱線の抵抗値に関わらず一定となる無次元比 P1P2 の値を求めたい。 オームの法則および電力の公式を用い、指定された条件における回路全体の消費電力の比を計算せよ。ただし、電熱線の抵抗値は温度によって変化しないものとする。
制約
- 電源の電圧 V=12 V
- 各電熱線の抵抗 R=6.0 Ω
入力形式
無次元比 P1P2 の値を自然数で答えよ。
解説
解説
直列回路と並列回路の合成抵抗
高校物理基礎の標準レベル(Difficulty=4)では、複数の抵抗を組み合わせた合成抵抗の計算と、それに基づく消費電力の比較を扱います。
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回路1(直列接続)の合成抵抗 R1 2つの抵抗が直列に接続されているとき、合成抵抗は各抵抗の和になります。 R1=R+R=2R
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回路2(並列接続)の合成抵抗 R2 2つの抵抗が並列に接続されているとき、合成抵抗の逆数は各抵抗の逆数の和になります。 R21=R1+R1=R2よりR2=2R
消費電力の計算
電源の電圧を V とするとき、回路全体で消費される電力 P は、合成抵抗を用いて次の公式で表されます。 P=合成抵抗V2
これより、各回路の消費電力を求めます。 P1=R1V2=2RV2 P2=R2V2=2RV2=R2V2
比の計算
求めたい電力の比 P1P2 を計算します。 P1P2=2RV2R2V2=2×2=4
制約の数値(V=12 V, R=6.0 Ω)をそれぞれ代入して具体的に計算しても、同様の結果が得られます。 R1=12 Ω→P1=12122=12 W R2=3.0 Ω→P2=3.0122=48 W P1P2=1248=4
したがって、入力すべき自然数は 4 です。