GWCP001 問題10
問題文
動滑車を用いたおもりの引き上げと仕事の原理
問題文
摩擦の無視できる定滑車1個と動滑車1個を組み合わせた装置を使い、床の上に置かれた質量 m の重いおもりをゆっくりと一定の速さで垂直上向きに高さ h だけ引き上げた。 このとき、人がひもを引く力の大きさを F、ひもを引いた長さを L とする。人がひもを引く力がおこなった仕事 W は、人が引いた力の大きさとひもを引いた長さの積(W=FL)で求められる。 仕事の原理(道具を使っても使わなくても必要な仕事の大きさは変わらないという法則)が成り立つものとして、指定された数値から人がおこなった仕事 W を計算せよ。ただし、ひもと動滑車の質量は無視できるものとする。
制約
- おもりの質量 m=250 kg
- おもりを引き上げた高さ h=4.0 m
- 重力加速度の大きさ g=9.8 m/s2
入力形式
人がおこなった仕事の数値(単位:J)を自然数で答えよ。
解説
解説
工作の原理と仕事
「仕事の原理」により、摩擦や道具の質量が無視できる理想的な状況下では、道具を使っておもりを引き上げるために必要な仕事は、道具を使わずに手で直接おもりを同じ高さまで引き上げるために必要な仕事と等しくなります。
計算
道具を使わずにおもりをゆっくりと一定の速さで高さ h だけ引き上げるとき、重力に抗して加えるべき力は、おもりにはたらく重力の大きさ(mg)と同じです。したがって、そのときに必要な仕事 W は次のように表されます。
W=mgh
制約に示された数値を代入します。おもりの質量を m=250 kg と大きく設定しています。
W=250×9.8×4.0
計算を工夫するため、先に質量と高さの積を計算します。
250×4.0=1000
これに重力加速度の大きさを掛け合わせます。
W=1000×9.8=9800
したがって、入力すべき自然数は 9800 です。