問題文
熱量と温度変化の基礎
問題文
コップに入った水の加熱や冷却による、熱量と温度変化の関係について考える。以下の問いに答えなさい。
(1) 熱容量が C0 であるコップに水が入っている。このコップ全体の温度を ΔT0 だけ上昇させるために必要な熱量は何 J か。
(2) 質量 m1 の水の温度を、温度 Ta から温度 Tb まで上昇させた。このとき、水が得た熱量は何 J か。ただし、水の比熱を cw とする。
(3) 容器に入った質量 m2 の水に、電気ヒーターを用いて一定の熱量 Q2 を与えたところ、水の温度が Tc から Td まで上昇した。この水の比熱は何 J/(kg⋅K) か。ただし、容器の熱容量や外部への熱の移動は無視できるものとする。
制約
・C0=80 J/K
・ΔT0=15 K
・m1=0.20 kg
・Ta=280 K
・Tb=295 K
・cw=4200 J/(kg\cdotK)
・m2=0.50 kg
・Q2=31500 J
・Tc=285 K
・Td=300 K
入力形式
小問(1)の答えを A1 J、小問(2)の答えを A2 J、小問(3)の答えを A3 J/(kg⋅K) とする。最終的な解答として、値 A1+A2−A3 を求め、得られた自然数をそのまま入力せよ。
解説
物理法則の適用
物質の温度を変化させるために必要な熱量 Q [J] は、物質の質量を m [kg]、比熱を c [J/(kg⋅K)]、温度変化を ΔT [K] とすると、次の式で表されます。
Q=mcΔT
また、物体の熱容量を C [J/K] とすると、必要な熱量 Q は次の式で表されます。
Q=CΔT
各小問の立式と計算
小問(1)
熱容量 C0=80 J/K、温度上昇 ΔT0=15 K より、必要な熱量 A1 は以下のようになります。
A1=C0×ΔT0=80×15=1200 J
小問(2)
水の質量 m1=0.20 kg、比熱 cw=4200 J/(kg\cdotK)、温度変化 ΔT=Tb−Ta=295−280=15 K より、水が得た熱量 A2 は以下のようになります。
A2=m1cw(Tb−Ta)=0.20×4200×15=12600 J
小問(3)
質量 m2=0.50 kg、与えた熱量 Q2=31500 J、温度変化 ΔT′=Td−Tc=300−285=15 K より、水の比熱 A3 は以下のようになります。
A3=m2(Td−Tc)Q2=0.50×1531500=7.531500=4200 J/(kg\cdotK)
入力形式への変換
求められた各値を指定の式に代入します。
A1+A2−A3=1200+12600−4200
=13800−4200=9600
四捨五入や近似計算を挟むことなく、綺麗な整数値(自然数)として一意に求まります。
入力すべき自然数は 9600 です。