GWCB002 問題4
問題文
異次元のIHとやかんでお湯を沸かす
問題文
Aさんが相変わらず電気ケトルでお湯を沸かしていると、電気ケトルが何故か知らないが爆発してしまったので(詳しくは3問目の解説をご覧ください)、Aさんは仕方なくIHとやかんでお湯を沸かすことにした。
やかんで沸かすお湯の量は質量が m0 で温度が T0 であり、8分30秒で温度が T1 となり、加熱を終わらせるものとする。
IH調理器から発生した熱エネルギーのうち、外部へ逃げずにやかんと水全体の加熱に使われた割合(熱効率)は η0 であるとする。なお、やかんの熱容量は無視できるほど小さく、水の比熱 cw は温度によらず一定であるとする。
制約
- η0=0.42(42%)
- m0=5950 g
- T0=285 K
- T1=330 K
- cw=4.184 J/(g⋅K)
入力形式
求めた平均消費電力を A1 W とする。 A1 の値を10倍した整数を求め、その自然数を入力せよ。
解説
解説
熱量の計算
質量 m g の水の温度を ΔT K 上昇させるために水が吸収した熱量 Q J は、比熱を cw J/(g⋅K) とすると、次の関係式で表されます。
Q=mcwΔT
本問における温度変化 ΔT は次のように求まります。
ΔT=T1−T0=330−285=45 K
制約欄の数値を代入すると、水が実際に吸収した熱量 Q は次の通りです。
Q=5950×4.184×45=1120266 J
加熱器具の消費エネルギーと消費電力の計算
熱効率が η0=0.42 であるため、加熱器具(IH調理器)が排出した総エネルギー量 W J と、水が吸収した熱量 Q J の間には Q=η0W の関係が成り立ちます。したがって、 W は次のように求まります。
W=η0Q=0.421120266=2667300 J
加熱にかかった時間は「8分30秒」です。これを秒単位に換算します。
t=8×60+30=510 s
平均消費電力(仕事率) A1 W は、総エネルギー量 W を時間 t で割ることで得られます。
A1=tW=5102667300=5230 W
入力形式の計算
求める値は、平均消費電力 A1 の値を10倍した整数です。
A1×10=5230×10=52300
最終入力自然数は 52300 です。