GSO001 問題6
問題文
複合抵抗回路における消費エネルギー
問題文(再掲)
内部抵抗の無視できる直流電源(電圧 V )に、3つの抵抗器 R1,R2,R3 を接続した回路を考えます。 抵抗器 R1 は電源に直列に接続されており、その後方で抵抗器 R2 と R3 が互いに並列に接続されています。
この回路において、スイッチを閉じてから時間 t が経過するまでの間に、抵抗器 R3 において発生するジュール熱 Q3 を求めなさい。
制約
- 電源電圧: V=48 V
- 抵抗値1: R1=4Ω
- 抵抗値2: R2=12Ω
- 抵抗値3: R3=6Ω
- 時間: t=15 s
入力形式
Q3 の値を求め、その自然数部分を回答せよ(単位は J とする)。
解説
この問題は、合成抵抗の算出、オームの法則による電流分配、およびジュール熱の公式を順に適用して解きます。
1. 合成抵抗の算出
まず、並列部分 R2 と R3 の合成抵抗 R23 を求めます。
R231=R21+R31=121+61=121+2=123⟹R23=4Ω次に、回路全体の合成抵抗 Rtotal は、R1 と R23 の和になります。
Rtotal=R1+R23=4+4=8Ω2. 全電流と電圧の分配
電源から流れ出る全電流 I をオームの法則より求めます。
I=RtotalV=848=6 Aこの電流 I が R1 を通り、その後の並列部分にかかる電圧 Vp は次のように計算できます。
Vp=I×R23=6×4=24 V(あるいは、 Vp=V−I⋅R1=48−6×4=24 V としても求められます)
3. R3 における消費電力とジュール熱
並列回路であるため、 R3 にかかる電圧は Vp そのものです。したがって、R3 での消費電力 P3 は:
P3=R3Vp2=6242=6576=96 W時間 t の間に発生するジュール熱 Q3 は:
Q3=P3×t=96×15=1440 J答え: 1440