GSO001 問題5
問題文
小球の連続衝突と最高到達高度
問題文(再掲)
鉛直上向きに y 軸をとり、水平な床面を y とします。 時刻 t において、 y=H の位置から質量 m の小球を静かに自由落下させました。小球は床面と衝突してはねあがり、再び最高点に達した後、再び落下して 2 回目の衝突を行いました。
床面と小球の間の反発係数(はねかえり係数)を e とし、空気抵抗および小球の大きさは無視できるものとします。また、重力加速度の大きさを g とします。
小球が 2 回目の衝突をした直後に上昇し、到達する最高点の高さ h2 を求めなさい。
制約
- 初めの高さ: H=100 m
- 反発係数: e=0.5
- 重力加速度の大きさ: g=9.8 m/s2
入力形式
h2 の値を求め、その値を 100 倍した自然数を回答せよ。
解説
この問題は、反発係数の定義と自由落下・投げ上げ運動のエネルギー保存則、あるいは運動方程式の解を組み合わせて解く標準的な問題です。
1. 1回目の衝突直前の速度
高さ H から自由落下した直後の速度の大きさ v1 は、力学的エネルギー保存則より以下のようになります。
mgH=21mv12⟹v1=2gH2. 1回目の衝突直後とはねあがりの高さ
反発係数 e の定義より、床面に衝突した直後の速度 v1′ は、鉛直上向きを正とすると次のようになります。
v1′=ev1=e2gHこの速度で投げ上げられた小球が到達する最高点の高さ h1 は、再びエネルギー保存則を用いると:
21m(v1′)2=mgh1⟹h1=2g(ev1)2=2ge2⋅2gH=e2H3. 2回目の衝突直後とはねあがりの高さ
同様に、高さ h1 から落下して 2 回目の衝突直前の速度を v2、直後の速度を v2′ とすると:
v2=2gh1=2ge2H=e2gH v2′=ev2=e22gHこの衝突直後の速度 v2′ を用いて到達する最高点の高さ h2 は次のようになります。
h2=2g(v2′)2=2g(e22gH)2=2ge4⋅2gH=e4H4. 数値計算
与えられた数値を代入します。
h2=(0.5)4×100=0.0625×100=6.25 m回答すべき値はこれを 100 倍したものです。
6.25×100=625答え: 625